2018年09月
2018年09月16日
2018年9月16日
娘が昨晩布団の中でレオナルドと話をしたいと言いました。レオナルドというのは熊のぬいぐるみのことです。たまに娘はレオナルドと話をします。レオナルドの役は僕がやります。あいよ、どうしたと僕、いやレオナルドは答えます。ちょっとなにも言わないので逆にレオナルドが聞いてみます、悲しいことやなことはない かと。するとちょっとあると学校で文句を言ったりぶつかってくるクラスのお友だちの話をはじめました。何人?男の子?女の子?どうしてなんだろう?どう思ったの?なんとなく状況が見えてきました。好きな友だちのことも聞いてみました。知らない子の名前も出てきて少し安心しました。娘はもちろん話さないこともあるかと思いますが、僕に比べたらはるかに親に話をします。それが助かっています。早く大きくなりたいと言った娘に子どもの頃大きくなりたくないと思っていた僕はホッとしたこともあります。僕は全然楽しみでなかった将来を、娘は僕とは違い楽しみと言うので安心もしたことがありました。薬が切れてしまったら、無常感に苛まれるようになってしまった僕には娘は救いです。レオナルドは恩人です。あと30センチも伸びれば娘は僕と同じか僕より大きくなります。人生はあっという間です。子育てなんて一瞬のうちに過ぎ去るかもしれません。僕は娘にすべては大丈夫だと教えています。早くもう少し具体的にその大丈夫さを伝えないといけません。娘が先を越すかもしれません。それならそれでよいのですが、選択肢はあればあるだけあった方がいい。