2011年10月
2011年10月12日
ずいぶんご無沙汰してしまっています。
屋根つきは今年のはじめ、この一年の目標を“流す”ことに決めました。おもに仕事の話ですが、種を撒き芽が出て、水をやって、さてどんな花が咲くだろう、それを楽しみに待つ年にしようと思っていました。
けれどこれは見事に裏切られ、今年はまったく今までとは別の生活の始まりの年になりました。
屋根つきは今までの常識はもちろん、今までの自分の人生を、どうやったら捨てられるかを今毎日考えています。
僕は、逃げることに決めました。
どこまでどういう形で逃げられるかわかりませんが、僕は妻と娘を守るため、逃げるつもりです。
是非逃げ切ってみたいと思います。
当然、同時に何かを犠牲にしなくてはいけない。それがなんなんなのか、わかっているものもあるし、まだわからないものもきっとある。けれど僕は二人を引き換えにそれを犠牲にしないわけにはいきませんでした。
この国は、真っ暗なトンネルの中で後ろからバットでひっぱたかれたような事態に見舞われています。そして僕らの子供たちは、復興の名のもとに犠牲にされようとしています。僕たちは自分の子供を片道分だけの燃料を積んだ零戦に乗せるわけにはいかないんです。
僕はこの国が恐ろしくなった。
いろいろなものから逃げたくなった。
けれど僕はずっと長く持っていたかったものをすてる覚悟もしなければいけない。
それは残念でたまらず、無礼であり、勝手であります。
許していただきたい。
僕は家族がいとおしくてたまらない。
許して欲しい。
考える時間はまだまだ続くと思います。
頑張るというか、なんというか。
自分が生きている空間は予想以上に大きく深く、
未知であったと、
毛穴のひとつひとつが嘆いています。
つまらない文章、ここまで読んでいただいてありがとう。
屋根つきは今年のはじめ、この一年の目標を“流す”ことに決めました。おもに仕事の話ですが、種を撒き芽が出て、水をやって、さてどんな花が咲くだろう、それを楽しみに待つ年にしようと思っていました。
けれどこれは見事に裏切られ、今年はまったく今までとは別の生活の始まりの年になりました。
屋根つきは今までの常識はもちろん、今までの自分の人生を、どうやったら捨てられるかを今毎日考えています。
僕は、逃げることに決めました。
どこまでどういう形で逃げられるかわかりませんが、僕は妻と娘を守るため、逃げるつもりです。
是非逃げ切ってみたいと思います。
当然、同時に何かを犠牲にしなくてはいけない。それがなんなんなのか、わかっているものもあるし、まだわからないものもきっとある。けれど僕は二人を引き換えにそれを犠牲にしないわけにはいきませんでした。
この国は、真っ暗なトンネルの中で後ろからバットでひっぱたかれたような事態に見舞われています。そして僕らの子供たちは、復興の名のもとに犠牲にされようとしています。僕たちは自分の子供を片道分だけの燃料を積んだ零戦に乗せるわけにはいかないんです。
僕はこの国が恐ろしくなった。
いろいろなものから逃げたくなった。
けれど僕はずっと長く持っていたかったものをすてる覚悟もしなければいけない。
それは残念でたまらず、無礼であり、勝手であります。
許していただきたい。
僕は家族がいとおしくてたまらない。
許して欲しい。
考える時間はまだまだ続くと思います。
頑張るというか、なんというか。
自分が生きている空間は予想以上に大きく深く、
未知であったと、
毛穴のひとつひとつが嘆いています。
つまらない文章、ここまで読んでいただいてありがとう。