2012年07月01日

我が家のギリギリ疎開計画55

2012年 07月 01日

金曜日、仙台まで行ってきました。
怖がりの僕は、車のいつものマットをはずし代わりにビニールシートを張り必要なさそうなものは下ろし最低限の荷物で行ってきました。
車の“汚れ”を気にして。
その準備、大変だった。仕方ない、この車に乗る娘の為です。
帰ってきてからはコイン洗車で底洗いとワックス洗車のオプション付きでジャブジャブやってきた。
中は掃除機かけ、使ったマットも機械で洗ってきた。
今日は拭き掃除と、出来ればフィルターも変えちゃおうと思う。

やりすぎかな。

自己判断の世界になったからね。仕方ない。
娘の為です。

線量計ツタヤで借りて持って行きました。
行った仙台は意外と低かったです。
そうらしいことは聞いたことはありましたが測るとなるほどと思います。

帰りの車中ではいろいろ測ってきた。
パーキングに停めて測ると意外に低い。
車内のせいはあったと思う。あとは測り方。
個々の数値より、全体的な数値の違いが出たら参考になるかなと。

走っている時は状況が違いました。
動いている車での計測はどの程度信頼していいのかわからないので、あまりちゃんとしたことは言えませんが、ただ数値の流れはあった。
場所によって大きく変わった。
仙台から出発した帰路、村田ジャンクションを過ぎ、蔵王、白石を過ぎ国見辺りから測ってみたらいきなり0.2越え。
0.2は等々力不動の信号近くのセブンイレブン前の植え込みを測った時に見た以来。
国見から福島を抜け二本松までの間は0.2から0.3が連発した。
0.48まで見た。
郡山辺りも0.2~0.3の数値が出た。

※あくまで出た数値です。計測方法にはかなり問題あったと思います。
数値の変化に注目していただければ。

僕の印象では、那須を過ぎたあたりから下がって行くようでした。
あとで「早川マップ」で見比べてみようと思います。

東北道は山間部の風景が続きます。
点在する家々。
僕は感じました。変わったということを。
去年の3月以前と、東北は明らかに変わった。
気候が変わったくらい変わった。
たぶん人々は放射線量を気温くらいに考えているんだろうと思う。
それはそう思うより仕方ないのではないか。
危険だ逃げてくださいと言われたところで目の前の雄大な山々の風景と、広大に広がる田園を前にして人々は“はぁ?”と声を出すしかないのだと思う。
「途方に暮れている」のだと思う。
乱暴に言えばそれを現実を見ることで逃げている。
かられの現実は目の前に見える現実、
昔から当たり前に続いている現実。
気温が変わりました、みんなで何とかしましょう。
お前アホか、そう思うのもわからないではない。
東北の風景を見て僕はそう想像した。やっと。

そしてだからこそ、周りの空気に押されたお母さんたちは辛い思いをしていると思う。
子どもたちのことを考えるとたまらなくなる。

だからこそ東北人は、二度と原発を動かす気にはならないと思う。
東北の人々は原発はこりごりというか、途方に暮れるような、自分のすべての感覚をおかしくするようなものはきっともうたくさんだと思っているに違いないし、多分門前払い、議論の余地なし、完全拒否なんじゃないかなと思うのです。
もうたくさんだと思う。
そして途方に暮れているさなか、また原発をやりますと言われたら彼らはきっと正気ではいられないと思う。
東北の人は、再稼働なんてなにを呑気なこと言ってると、思ってんじゃないのかな。

家の庭でバーベキューをしていたら家が火事になった。
じゃぁ近くの河原でやり直そうと、誰が言うか。

国は自分の家が火事になったと思っていないからバーベキューをやれるのか、大した火事じゃないと思っているのか、それとも自分には逃げる家があるからどうでもいいと思っているのか、そこは全然わからない。

そんなに肉を食いたいか。

戦争は卑猥なものだと誰かがいいました。
その通りだと思い、僕もその言葉を時々借ります。

自分の欲望をさらけ出す、戦争や亡国の政府は野蛮で卑猥です。
僕らはそういう国に今生きている。

途方に暮れた東北を、誰が何と言って救うのか、残念ながら僕には全くわかりません。

とにかく、子どもがかわいそうだ。
大人はそうでもいい。

これが東北を走った僕の感想です。

次回に続く。




コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Twitter プロフィール
2014 東京→岡山→ 原発事故という我々の無責任について。 我が家のギリギリ疎開計画 https://t.co/h63Rn0E2fX
ギャラリー
  • なんでここにいるのか危うく
  • 二泊三日のキャンプでいいのは
  • 我が家のギリギリ移住計画115
  • 宿題は?
  • 庭。
  • 新居です。
  • 今年は最後に引越しというわりと大きなイベントが
  • 引っ越します。
  • 引っ越します。
記事検索