2014年08月25日

我が家のギリギリ移住計画86

 

 2014 08 25

 

 

あけて明日、オヤジとお袋は神奈川に帰ります。

特にお袋はなにもなければひたすら横になっていて、流石に遠出もきつくなったなと息子の僕は気に留めます。

“今度は来ればいいよ”というお袋の、妻に聞こえないようにされた呟きが僕には痛々しくて仕方ない。

 

僕は娘が死ぬほど愛しいがお母さんを徹底的に労りたい。

 

今度は娘をお袋に会いに行かせたい。

出来れば今年あと一回。

妻は必ず反対する。

 理屈は死ぬほど分かる。

ただ、理屈でない感情も犠牲にしたくない。

 

人類史上最悪の原発事故のあとの僕たちは、人類史上最大の自由を手にしたはずなんだけど、

 相変わらず自由は難しかった。

 

次回に続く。



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