2014年02月23日
我が家のギリギリ疎開計画74
おはようございます。今僕の実家から僕一人で帰ってきました。
出掛け際、娘はちょっと半べそ気味でいつもの挨拶をせずに出て行こうとする僕を見て言ってらっしゃいといいました。妻が寒いけど表に一緒に行く?と聞くと、寒いと言ってうちのなかへ入っていきました。
僕は少しホッとしました。
きのう午後帰った実家の周辺は、都内から一時間少々であるにもかかわらず、まだ相当の雪が残っていて、まだまだ娘の雪遊びができるくらいでした。娘はうながすと雪遊びすると言って表で僕と出かけたのですが、一緒になって僕の親父まで出てきます。僕の弟も、そしてお袋も出てきました。
しばらく続いたこの家族構成に、ちっちゃな女の子が加わってからほぼ丸4年になりました。
なかなかしてやれない外遊び、もしかしたら娘の為だけでなく全員のためかもしれないと思いながら、黙って僕は同じところの雪を繰り返し、職人のオヤジの使い古したスコップでたださしていました。
娘とオヤジの雪遊び、最後になるかもしれないなと。
僕はこの雪かきの最中に今回実家に帰った目的をはたします。
残って娘を見守るお袋になるべく静かに言いました。
来月から岡山に行かすから。
えっ?というお袋に、僕はゆっくり説明します。
ゴールデンウイークにはこられるようにするよ。
お袋はあんたたちが親なんだから、好きなようにすればいいよといいました。
やっていけんの?
わからないとは言えませんので、何とかやっていく、考えていると僕は答えました。
もしかしたら諦めていたかもしれない孫です。
孫が出来て、性格が豹変してしまったように連れて行くと喜ぶお袋に
僕は我慢してもらう事にしました。
きのうは娘の誕生日パーティでした。
僕の弟が、ベクレルフリーのお店で無理を言ってケーキを頼んでいました。
相変わらずおかずは気にせずおでんだったんだけど。
お袋が二人にもちゃんと言いなさいよと言ったので、オヤジと弟にも岡山行の事を忘れずいう事が出来ました。
何も言いませんでした。親がそれでいいんならとだけオヤジが言いました。
ゴメンネと、気持ちの中だけで軽く言っときました。
今妻と娘は僕の実家にまだおります。
午前中は弟とオヤジが一緒に過ごし午後はたぶん、お袋が掃除のおばちゃんをやっている体育館に遊びに行くのだと思います。
次回の予定が組めませんのでそうしてもらいます。
我が家は臨戦態勢に入りました。
何を犠牲にし、なにを守るのか、今よくわかりませんが娘の事を最優先にしたまでです。
ぼくなんかまだ恵まれている。
人にはそれぞれ思いがある。
想像していたいと思います。
次回に続く。